皆様こんにちは。
いろは工務店スタッフの中井です。
弊社ではお客様のおうちづくりをサポートするため、間取りから内装、造作家具など、お客様の理想が完成するまでシッカリじっくりお打合せさせて頂いています。
その際よく活用しているのが、CADを活用して、おうちの内部を実際に歩くように3Dでご覧いただくこと。
どこにどんな大きさのドアや窓が配置されるのか、キッチンとダイニングテーブル、リビングのソファセットとの位置関係はどうなるのかなど、図面だけでイメージして頂くよりも想像がしやすいように、一生懸命作りこんでいます。
ただ、CADだけではどうしても再現しづらい時。
どうすればお客様に分かりやすくイメージをお伝えできるのか悩んでしまうことがあります。
先日も、とあるお客様との外構のお打合せに、苦戦する場面があったのですが……
外構屋さんからお客様のためにとお願いされたこともあり、思い切って実行しましたのが、手描きイラストでのご説明です。
イラストの完成形がこちら。
ものすごく頑張りました!!
実はこのイラストも、CADを活用して仕上げているんです。
CADで作ったままの3Dの外観画像を印刷し、トレーシングペーパーという半透明の紙と、書きやすいボールペンを用意します。
この半透明の紙を、印刷した外観画像に重ねてボールペンでなぞっていくと……
こんな感じで、リアルちっくなイラストが描けるというわけです!
時間と根気は必要ですが、自力で描くのはCADで再現しきれなかったところだけでいいので、一から描くよりは描きやすくなります。
ちょっと間違えてはみ出してしまいましたが……
こんな時はスキャンして、photoshopで微修正。
はみ出したところやインク滲みを消すくらいなら結構どうにかなるのです。
無心で目の前のことに集中できて、やり始めるととても楽しいですよ!
今回は3Dの外観画像を使用しましたが、例えば旅行先・お出かけ先で撮影した風景も、全く同じ方法でイラストにすることができます。
撮影した写真を厳選して……これぞという一枚を改めてボールペンでなぞってみると、その時見た最高の景色をより鮮明に、細部まで思い出せるはず。
さらにさらに、色鉛筆や絵の具で色を付けたり、あるいは黒ではなく青いボールペンを使ってなぞってみたりしても、また違った味わいになります。
よければ是非やってみてくださいませ。
この記事を書いた人
いろは工務店編集部