皆様こんにちは。
いろは工務店設計スタッフの中井です。
突然ですが、皆様は床に張る前のフローリングをご覧になったことはありますか?

こちらがまっさらなフローリング。
塗装前のパイン(松)の無垢材です。
フローリングの断面は、「凹凸」の字を横にしたまんまの形をしています。
凹に凸を差し込んで固定することで、上を歩いたり(時には走ったり)しても浮き上がってこないようになっているというわけですね!
ちなみにこの凹凸を専門用語で「実」と呼びます。
時折フローリングの繋ぎ目あたりがミシミシ言うことがありますが、実はこの実が擦れているのが原因であることがあります。(字面がややこしいですね!)
必ずしも施工不良というわけではなく、時間経過で改善する場合がありますので、もしおうちの床のあのあたりが鳴っていたとしても、しばらくは様子を見てあげてもいいかもしれません。
話が逸れました。
さて、タイトルにもあります通り、今回のテーマはフローリング塗装。
スタッフ同士協力して、お客様のおうちのフローリングを塗り上げていきますよ!

こちらが業者さんから受け取ったフローリング。
まだ箱詰め状態です。
これを一つ一つ開封して塗装していきます。


作業スペースはこんな感じ。
晴れの日は日よけ、雨の日は傘に、大きなテントが活躍します。
扇風機も回して熱中症対策も万全です。
フローリング塗装は基本的に2人1組で作業します。
今回は大塚さんとペアです!


最初はローラーでざっくり全体を、次に刷毛を使って細部をと、塗り残しがないよう塗装していきます。
仕上げに余分な塗料を布でふき取って完成!

実もきちんと塗りますよ!

積みあがっていくフローリング達……。
ちなみにこれで私の肩くらいの高さです。
最終形態がこちら。

最後は扇風機で大量乾燥します。
私の身長くらい積み上がりましたので、近くで見ると結構な存在感があります。
今回は1つのおうちの中でフローリングの色を塗り分けるため、積み上げる途中でフローリングの色が変わっています。
下の赤茶色が大人気のウォールナット色、上の黒っぽい色が通好みのピスタチオ色です。
私の作業用ズボンもカラフルになったところで、この日の作業はおしまい。
といっても、実はフローリングはまだ半分くらい残っていまして……(相変わらず字面がややこしい)
残りは翌日、狭川さん&近藤さんペアに引き継ぎます。
いやー……普段運動していないと、効きますね!
この記事を書いた人

いろは工務店編集部