こんにちは。^^
奈良でナチュラルな建築を手がけている、
いろは工務店の尾崎真宏です。
いつも読んでくださってありがとうございます。
世界的なコロナウイルスにより私たちの暮らしが変わってきております。
いろは工務店では緊急事態宣言が出されてから、5月6日までの打ち合わせは8割程度WEBお打合せというカタチでご協力いただいております。
また、お施主様のご協力のもと開催を予定させて頂いていた完成見学会も中止とさせて頂きました。
私どもの仕事は当たり前ですが人と関わるので、この辺りの意識を高めないといけません。
社内でも可能な限りテレワークとして、皆が出来るだけ密集しないようにしております。
2M以上距離を取り、コミュニケーションを取りながら仕事をする事は安易な事ではありません。
そのような生活も仕事も経験が無いので毎日手探りをしながらの毎日です。
何より人に「うつさない」「うつらない」事が重要です。
今、世界の情報はリアルタイムで入手出来ますが、日本が緊急事態宣言を出しても人は出歩いていますし、仕事もしています。
まだまだ沢山のお店も開いています。
そんな中で3密【密閉、密集、密接】を回避する事は本当に厳しいですね。
人との接触を8割減らす事が本当に実現出来れば、いずれピーク時からは収束していくとは素人目で考えてもそうだと思います。
しかしながら今の「お願い」レベルでは不安しかありません。
海外のように「強制」をすれば現在の日本では給与や店の保証問題でまた大変な状況になるでしょう。
個人的な意見ですが、本当に危機感を持ってこの問題に立ち向かい安全を第一に考えるならば「強制」をして家に居るべきだと思います。
保証問題を検討している間に一気に広まるので、あっちもこっちも立てる事など出来ませんし、緊急度と重要度を真剣に考え、「決断」をして「行動」しなければなりません。
日本に生まれて良かった、日本人で良かったと思います。
しかし「決断」が出来ないのもまた日本人の問題だと思います。
私も、小さい、、小さい、、ながらも責任者ですので、今まで「決断」「実行」「責任」この言葉と向き合ってきました。
この言葉を国のリーダーやその関係各所の方が逃げていたら、時間はただただ経過していきます。
普通では無い事、想像も出来なかった事が起こっている現在、私たちが出来る事は何か?
を考えて、責任ある行動を皆が同じ方向を向いて行っていかなければならないのです。
その為にはリーダーが強いメッセージを出して欲しいと願います。
私は家を建てている仕事をしています。
今も沢山のお施主様が建築中です。
また、着工を心待ちにしていただいているお施主様も多数おられます。
このような状況の中、自分が今後どのように決断をしていくかは、お施主様や関係業者様の意見を聞きながら行動をしていく時期が近づいてきたと思います。
世間ではテレワークだと叫ばれてますが、先日のLINEアンケート結果によると実際にテレワークをしている企業は約5.6%程度だそうです。
この5%程度の数字が理想と現実を如実に表しているのです。
私どもの仕事は実際に職人さん始めとするチームが現場で物造りをしておりますので、完全なテレワークは出来ません。
3密にはなりにくい仕事ですが、人とは関わりますので、今後どうすべきか、またどうなるのか不安も大きいですが真剣に考えて行動に移していこうと思います。
日本は昔から近所の方と支え合い生きてきました。
私が小さい時、悪さをすれば、近所のおっちゃんから真剣に怒られたり、近所の方が食事を持って来てくれたりと、子供の生活レベルでも沢山の人と関わっていました。
関わってくれたと言った方がいいですね。
この「関わり」とは他人を思いやる心が私たちの根にあるからこそ、他人と関わるのだと私は信じます。
人は無関心になると他人に干渉しませんから。
他人を思いやる心があるからこそ、今出来る事、自分がやるべき事を自らの意思で行う。
自らの行動と決断が、今後他人に良い結果、悪い結果として現れるかも知れない事実から目を背けずに行動をしていきたいと強くおもいます。
この記事を書いた人
代表取締役社長
尾崎真宏
奈良県出身、大工として工務店様から間接的にお客様の要望をお伺いし現場で木を削ったり、かなずちで釘をたたいたりしていました。
しかし、実際にお住まいになるお客様はどのような思いでこのお家を設計し、どのような暮らしを送りたいのかを自分自身が知ったうえで家づくりに携わりたいと思うようになり、2005年住宅会社としていろは工務店を設立。
国内外の建築物や街並みを旅行しながら日々情報を集めています。