奈良県全域・京都府（城陽・木津川）で建てた！おしゃれな平屋の家づくりポイント！ 建築実例をご紹介 Vol.1

平屋は部屋の構成上、下に広いデザインになることがほとんど。だからこそ、ちょっとしたデザインの工夫でおしゃれな外観に仕上がります。例えばこちらの実例は、大きな三角屋根が特徴的な外観に真っ白な漆喰の塗り壁がよく映えます。玄関エリアの壁は、ダークブラウンの板張り壁に。落ち着いた印象の中にも気の温もりを感じることができます。ブラックサッシの格子窓もアクセントが効いておしゃれですね。

また、外壁をどんな色で塗るかも、見た目の印象に大きく関わります。ホワイト系の外壁は家を優しく爽やかに演出しますが、反対にブラックやダークブラウンなどの外壁は重厚感があってクールな印象に。素材の選び方で平屋の外観の美しさをより引き立ててくれるでしょう。

2階建ての住宅では、1階部分にリビングを設けることが多く、そのため吹き抜けを作る以外は天井がフラットになることが多いのが一般的です。天井の高さが気になることもありますが、平屋ならワンフロアの特性を活かして開放的なリビングを作り上げることができます。

例えば屋根の裏側をそのまま活かした勾配天井であれば、天井のトップの位置が高くなりそれだけで開放的な雰囲気を演出できます。これはコンパクトな間取りになりがちな平屋でこそ取り入れたいテクニック。さらに実例の様に天窓を取り入れることで抜け感と室内へ太陽の光を優しく取り入れることができ、おしゃれな雰囲気を実現できるのでおすすめです。ホワイト塗装の板張り天井にしたのもポイント。ナチュラルなカフェにいるようなゆったりとした時間を楽しめます。

コンパクトな敷地に平屋を建てたい！とお考えの方におススメなのがこの実例のようなテクニック。

テレビやテレビ台などの割とかさばりがちな家具や家電をあえておかず、真っ白な塗り壁にプロジェクターを投影することで、すっきりとしたホームシアター空間が生まれます。余計なものを省き、自然素材に囲まれた平屋そのものの良さを感じながら暮らすのも、またおしゃれな暮らし方ではないでしょうか。

真っ白なぬりかべも良いですが、部屋を仕切る壁に室内窓を取り入れるのが、おしゃれな平屋におすすめのテクニックです。

平屋ならではの大きな窓から取り込んだ光が透過し、室内に明るさが行き渡ることで、昼間は照明がいらないくらい明るいおうちが出来上がります。キッチンの板張り天井の色合いと合わせた室内窓の格子上サッシや、こちらもガラスをたっぷり使った造作ドアも、ナチュラルなスタイルのなかに溶け込み、おしゃれで素敵な空間を作り出しています。

いかがでしたか？今回はおしゃれな平屋の家づくりポイントについてご紹介しました。デザインだけでなく素材や色にこだわることでおしゃれ度がアップします。ワンフロアで完結する平屋は一見シンプルなデザインになりがちですが、少しの工夫でぐっとおしゃれな雰囲気に。これまでご紹介したポイントを参考にしながら、平屋の家づくりをぜひ楽しんでみてくだいね。