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「建築条件付き」について解説!メリットとデメリットとは?

2020.03.13

「建築条件付き」について解説!メリットとデメリットとは?

理想の家づくりのために、「建築条件付き」の土地について解説していきたいと思います。みなさんは「建築条件付き」をご存知ですが?ぜひ今後の家づくりのために理解を深めていきましょう。

いろは工務店編集部 いろは工務店編集部

土地を探していると見かける「建築条件付き」の意味とは?

この「建築条件付き」とはどういう条件なのでしょうか。この「建築条件付き」の土地は、言葉の通りにいくつか条件がついています。1つ目は、土地を購入後、土地だけ持っておくことができないという点です。住宅を建てることを条件に土地を販売しています。
2つ目は、単に住宅を建てればいいというわけではないということです。住宅を建てる施工業者は、土地の売主が指定した業者でなければなりません。

この「建築条件付き」を理解しないまま土地を購入してしまうと、後々トラブルに発展する可能性もあります。

「建築条件付き」の土地を販売しているほとんどの場合は、売り主である不動産会社と施工業者が同グループ企業であり、お互いに売り上げを上げるためにこのような手法を使っていることが考えられます。

「建築条件付き」の土地のメリットとデメリットについて

「建築条件付き」の土地ですが、これを販売すること自体には何の問題もありません。

買主にとっては、「建築条件付き」の土地にはもちろんデメリット・メリットの両方があります。

そこで「建築条件付き」の土地のデメリットとメリットをご紹介します

自由に家を建てられない「建築条件付き」の土地

「建築条件付き」の土地のデメリットは、は制約が多くなる可能性が極めて高いということです。

「建築条件付き」の土地は、土地購入後に住宅を建てればよいというだけではありません。土地購入から一定期間以内に住宅を建築する契約を交わす必要があるのです。

もしこの期間を過ぎても契約しなかった場合、土地の購入自体も白紙となってしまいます。

また場合によっては建てられる住宅の仕様が決まっており、希望通りの住宅にできないケースも考えられます。

すでに施工業者が決まっていることでスムーズに進みますが、反対に言えば施工業者を決められないということです。もし依頼したい施工業者が決まっているのであれば、「建築条件付き」の土地が購入できません。

「建築条件付き」の土地は安くて購入から建築までがスムーズな点が魅力

デメリットがある反面、メリットもしっかりあります。

「建築条件付き」であればすでに施工業者は決まっているので、土地購入から建築までがスムーズです。

また、住宅を建てる前提で販売されている土地なので、その分「建築条件付き」の土地の価格は安めに設定されています。

数ある施工業者を探したり、選ばなければならないといった時間が短縮されるため、時間がかからず、費用が抑えられるという点はメリットと言えるでしょう。

自分たちが建てたい家を理解した上で、土地購入を検討しよう

今回紹介したように「建築条件付き」の土地にはメリットもあればデメリットもあります。

「建築条件付き」の土地は価格が安いという特徴があり、チラシなどを見ていても目を引きます。価格が安いために「建築条件付き」の土地を購入する場合もありますが、様々な部分で制約が多くなり、希望通りの家づくりができない可能性もあります。

土地選びは価格だけで決めるのではなく、条件をしっかりと確認しましょう。合わせて、施工業者はどこになるのか、どのような仕様の住宅が建てられるのかなどを事前に調べたうえで検討するようにしてください。

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