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冬でも快適!無垢床のフローリングと長く付き合うためのメンテナンスポイント

2019.04.20

冬でも快適!無垢床のフローリングと長く付き合うためのメンテナンスポイント

無垢材はいまとても人気で、多くの方ができれば無垢材を使ったフローリングで注文住宅を建てたいとご要望をいただいています。無垢材は、触り心地もよく、冬でもはだしでも快適に過ごせます。また、経年変化も楽しむことができ、長く住まうお家にはぴったりなんです。しかし、無垢材というだけで、メンテンナンスが大変と思われる方が多いことも事実。ここでは、そんな無垢材のフローリングと長く付き合うためのメンテンナンスポイントをご紹介していきたいと思います。

いろは工務店編集部 いろは工務店編集部

無垢材を使ったお部屋でも、日々のお手入れは意外と簡単

水はシミや反りの原因になるのではやく拭き取ろう

無垢材は自然素材です。水を吸ってしまうと、伸縮して反りの原因になったり、シミの原因にもなってしまう恐れがあります。水分をこぼしてしまったら拭き取ってあげましょう。汚れがついてしまった場合は、中性洗剤を薄め、固く絞った濡れ雑巾でお手入れしてあげてください。その後はしっかりと乾拭きしておけば大丈夫です。ごみ掃除は、普通の床材と同じく、掃除機でも問題ありません。

内観

もし床に傷ができてしまった場合には

先ほどお伝えした通り、無垢材は水分を吸収して伸縮する性質があります。この特性を逆に使って、床の傷を補修する方法をご紹介します。それは、傷やへこみが出来てしまった場合、水を含ませたティッシュや雑巾を置いて、その箇所に水分吸収させてあげる方法です。床材が水分を含むことによって、へこみや傷が回復してくれる場合があります。しかし、水分が多すぎるのは禁物。補修の後は、きちんと水分を拭き取ってあげてください。

内観

もし大きな反りや割れが出来てしまった場合には

注意して使っていても、無垢材は生き物ですので長く使っていると反りや割れが出る場合もあります。先ほどの方法や、サンドペーパーで削るなどしても補修できないようなこともあるでしょう。そんなときは、張替も検討したほうがよいかもしれません。そのままにすると危険な場合もありますので、そのような状況になる前に、プロに依頼するのが得策です。

内観

無垢材の仕上げの違いを理解してメンテナンスしましょう

無垢材の仕上げの種類とは?

無垢材の仕上げは、大きく二つに分かれます。オイル塗装とウレタン塗装です。オイル塗装は自然油を床材になじませた仕上げで、無垢そのものの風合い素材感を残してくれる塗装仕上げです。ウレタン塗装とは、床材に薄い膜を作る仕上げです。これによって、傷や水に強いバリアの層が作られます。このように、一口に無垢材といっても、どのような仕上げになっているのかという点を理解しておいてください。

内観

オイル塗装の場合のメンテナンス方法

オイル塗装の場合は、自然素材のワックスが落ちてくることがあります。目安として、数年に一度自然塗料を塗ってあげてください。天然素材のワックスがけでもOKです。どちらもホームセンターなどで手に入ると思います。これによって、見た目のコーティングはもちろんですが、一度ついてしまった汚れや傷を目だなくすることにもつながるでしょう。

内観

ウレタン塗装の場合のメンテナンス方法

ウレタン塗装の場合は、もともと汚れにも強い仕上げ方法になっていますので、日々のお掃除をこまめにしていれば、ワックスがけなどは必要ないといわれています。少しy後レがついてしまった場合は、乾拭きか固く絞った雑巾でお手入れすれば大丈夫です。

内観

足元を快適に保つために床の間に挟まったゴミもきれいに取っておく

床の間のお手入れにつまようじが便利

日常的に使っていると床の目地には掃除機では取れないゴミやホコリも溜まってきます。そんなときは、爪楊枝などを使ってかき出してあげてください。少し細かい作業ですが、無垢材の気持ちの良い触り心地を維持するためにも大切です。大掃除などで、日々のお掃除では取れない細かなゴミや汚れを取り除きたいものです。

内観

無垢材の経年変化は家族の思い出

今回の記事はいかがでしたでしょうか?無垢材のフローリングはとても美しく、見た目もそして触り心地もとても気持ち良いので、冬でも快適に過ごせますよね。自然素材ですので、その経年変化を楽しむこともできます。床にできた傷も、それは家族の思い出。無垢材のお手入れも難しいものではありませんので、あまり神経質にならずに、無垢材を使ったお家での生活を楽しんでくださいね!

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