奈良県全域・京都府（城陽・木津川）で建てたおしゃれで目を引く「こだわりの内装」注文住宅事例3選Vol.3

まず初めにご紹介するのは、イギリス旅行でコッツウォルズの雰囲気に感化され、経年変化を楽しめるアンティークなおうちに住みたいというSさんのおうちです。ゆくゆくは1階でカフェを開きたいという奥様の夢を大切に間取りにもこだわって作られた内装は、真っ白な塗り壁に無垢材の床とニュートラルな雰囲気を大切にしました。

それも、これまでSさんご家族がじっくりと集めてこられたアンティークの家具を引き立たせるためです。ポイントは、柱や天井にあえてむき出しにした梁。アクセントがありながらも古びたイメージにもしっくりと合うような、深みのあるエイジング塗装を施すことで、全体的に落ち着いたくつろげる空間を作り出しました。レトロな照明づかいもおしゃれな実例をぜひご覧ください。

次にご紹介するのは、今注目のロフトタイプのおうちの実例です。平屋にロフトをプラスした、今の暮らしにフィットしたおうちは、開放的なリビングを実現しています。天井部分は真っ白に塗られた木材を使用。天窓からは太陽の光が優しく入り込み、日中は照明をつけなくても十分な明るさを確保できます。ポイントは、リビングの横にある土間スペース。薪ストーブを置き、少し荒っぽい木材を使って作られた造作の収納スペース兼ベンチに腰掛ければ、家族団欒のスペースに。リビングから少し離れたこのスペースを好きな雑貨を組み合わせておしゃれに仕上げることで、自分だけの時間を楽しめるリラックス感のあるスペースになりました。

また、タイルを贅沢に使用したダイニングスペースもこだわりが光ります。リビングのモルタルの壁とも相性のよいダーク系のタイルは、お部屋のアクセントになりながらも、落ち着いたダイニングスペースを演出します。キッチンでの作業時間やくつろぎのコーヒータイムにもぴったりです。おしゃれなキッチンツールや雑貨などを並べるとさらに雰囲気がアップします。

「建物の性能やインテリアにこだわりたい」がテーマのWさんのおうち。一見シンプルな内装ですが、使用する木材や内装にとことんこだわりました。無垢材をふんだんに使用した室内は、木に囲まれているような温かさに包まれています。リビングの上を見上げれば、大きな梁がデザインのような仕上がりです。

また、キッチンのカウンター腰壁に取り付けた造作の収納もポイント。無垢材ならではの風合いを楽しめる作りで、キッチンの造作収納とも素材を合わせて統一感を出しています。内装の素材感にもよく合う、ガラスシェードのペンダントや温かみのある色合いのモザイクタイルなど、照明やパーツにもさりげないこだわりを感じることができます。シンプルな内装だからこそ、素材選びの大切さがわかるお手本のような実例です。

いかがでしたか？今回はこだわりの詰まった、目を引くおしゃれな内装のおうちについてご紹介しました。どの実例もオーナー様のこだわりが伝わってくると思います。それぞれ内装のテイストは異なるおうちですが、デザインテイストを家全体で統一し、素材や色、インテリアアイテムにこだわって作り上げることでおしゃれな空間に仕上げています。

これから住宅購入をご検討の方は、ぜひどんなスタイルが自分たちに合うか？などに注目して実際に建てられた建築実例をたくさん覗いて見てみてください。家づくりのヒントをたくさん見つけることができると思います。次回の記事もこだわって建てられたおしゃれな内装のおうちをご紹介しますので、合わせてご覧ください。